人にどう思われるか気になるときは
とても小さな頃から、これを言ったら人にどう思われるか、こうしたら相手はどう思うかを、想像して暮らしていたように思う。子供の頃はそれを相手(特に周りの大人)がどう反応するかを想像して、そして察知して行動することで、叱られることや軋轢を回避する術を身に着けていたんだろう。
これは子供が成長していく上では、程度の差はあれ通る道なのかもしれない。
けれど、大人になってからもずっと、人にどう思われるかを想像してばかりだった。
会話をしているときには、ほとんどいつもいつも、「これを言ったら相手はきっとこう思ってこう返事をするだろう、そうしたら私はこう言って・・・」と、将棋さながら数手先まで読んで会話していた。
ご苦労なことだ。
ここ数年、病気をしたり、年齢も重ねたり、色々あって、諦めがついたのか、会話のなかで四六時中相手がどう思うかは考えなくなった。
コーチングを学んだことも影響していると思う。
ただ、何か少し変化を起こすようなことをしたらどう思われるか、今までと違うことをしたらどう思われるかは、相変わらず想像して、妄想のように膨らんでいく。
「あの人はこう思うかもしれない」
「この人はどう思うだろう」
・・・
そしてどんどん怖さが増していく。
最近、ふと腑に落ちたことがあった。
「人がどう思うか気にしているときの私は、自分に責任をもっていない。」
自分が選択してやったことで起きた結果、言ったことで起きた結果を、全て引き受けるのであれば、だれがどのように思うかを、前もって気にする発想なんてないんじゃないのか? 人がどう思うか気にしているときは、自分の言動が起こす結果を引き受けるのが怖いのだ。
私が決めて私が行動したことだから、どんな結果でも全て引き受ける。
確かに、「あの人はこう思う」かもしれないし、「この人はこう思う」かもしれない。
でも、どう思われても、それを含めて自分が全てを引き受ける。
そう思ったらとても楽になった。
そして、「これは私が決めたことだから、全ての結果を引き受ける」と思ったら、
「人にどう思われるか」なんてことはだんだん気にならなくなってきた。
これから、「人にどう思われるか」がとても気になるときには、自分が何に責任をもつのか、見つめ直そう。
そして、結果を引き受けるかどうか、一度自分に問おう。
そして進めばよい。
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